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一日の疲れを癒すバスタイム。
そんな心地よい時間のはずが、ある日ふと「お湯が変なニオイがする…」「泡が浮いている…」と気づいたことはありませんか?
それ、浴槽や水道の問題ではなく、“追い焚き配管”に汚れが溜まっているサインかもしれません。
今回は、お風呂のお湯の異変と配管汚れの関係について、原因・リスク・対処法を分かりやすく解説します。
■ お湯の「臭い」「泡立ち」は異常のサイン
まず、お風呂のお湯にこんな違和感を感じたことはないでしょうか?
- ぬるついた泡が浮かんでいる
- 油膜のようなものが張っている
- 排水時に湯船の底に白や黒いカスが残る
- 生臭い、カビっぽい、雑巾のようなニオイがする
このような現象は、水質の変化ではなく、ほとんどの場合、追い焚き配管の内部汚れが原因です。
■ なぜ配管が汚れるのか?
追い焚き機能とは、浴槽のお湯を一度吸い上げて給湯器で再加熱し、再び浴槽に戻すという仕組みです。このとき、お湯が通る経路(=配管)の中に汚れが蓄積していくのです。
その主な汚れは以下のようなものです。
● 人体から出る汚れ
皮脂、汗、垢、髪の毛、整髪料、化粧品などが湯船に溶け出し、追い焚き時に配管へ吸い込まれます。
● 入浴剤の成分
香料や色素、保湿成分などが配管の壁に付着。粘着性が高いため、菌のエサにもなります。
● 湯温と湿度
高温多湿の配管内部は、菌やカビの繁殖に最適な環境です。汚れと温度が揃えば、細菌は一気に増殖します。
■ 放置するとどうなる?|3つのリスク
1. 雑菌の繁殖
代表的なのがレジオネラ菌。ぬるま湯の配管に潜み、繁殖するとエアロゾル(湯気)とともに体内に吸い込まれ、肺炎などの原因になることもあります。
2. 肌トラブル
汚れたお湯に浸かることで、かゆみ、赤み、ニキビ、アトピー悪化などの肌トラブルを引き起こすことがあります。特に敏感肌のお子様や高齢者は要注意です。
3. 給湯器の不具合
蓄積した汚れは機械内部のセンサーやポンプにも悪影響を与え、故障や寿命短縮の原因になることも。メーカー保証の対象外になる場合もあるため注意が必要です。
■ こんなときは配管洗浄のタイミング!
次のような症状が出ていたら、配管洗浄の合図と考えてください。
- 追い焚き後のお湯が泡立つ・濁る
- 明らかにお湯のニオイが強い
- 湯上がりに肌がかゆくなる
- 市販の洗浄剤を使っても効果がない
- 最後に配管洗浄をしたのが1年以上前
■ 市販の洗浄剤で十分?
ドラッグストアなどで手に入る洗浄剤(例:ジャバなど)は、軽度の汚れには効果的です。
しかし、以下のようなケースでは不十分です。
- バイオフィルム(菌の膜)を取り除けない
- 長年蓄積した頑固な汚れには効果が薄い
- 一穴・二穴などの配管構造によっては洗浄剤が届かない場所がある
つまり、見た目がキレイでも菌が残っている場合が多いということです。
■ 解決法:プロの配管洗浄サービスとは?
専門業者による配管洗浄では、以下のような方法で徹底的に汚れを除去します。
● 高圧循環洗浄
専用機材でお湯と洗浄液を循環させ、配管内部全体に薬剤を行き渡らせて汚れを剥がします。
● バイオフィルムの分解
市販では使えない業務用薬剤を使い、バイオフィルムごと分解・除去します。
● 洗浄前後の可視化
洗浄中に出てくる汚れや菌を見せてくれる業者も多く、「こんなに汚れていたのか」と驚かれる方がほとんどです。
■ 配管の汚れを防ぐためにできること
日々の生活でできる予防法もいくつかあります。
- 入浴後はなるべく早めに排水する
→ 汚れが配管内にこびりつくのを防ぎます。 - 入浴剤の使用を控える
→ 特にとろみ系・にごり系の入浴剤は汚れやすいです。 - 月1回の市販洗浄剤でのメンテナンス
→ プロ洗浄の合間にセルフケアとして効果的。 - 年1回は専門業者に依頼
→ 健康と機器の寿命のためにも必要です。
■ まとめ:快適なお風呂は「見えないところの清潔」から
「浴槽や床は掃除してるから大丈夫」——実は一番汚れているのは配管の中です。
お湯のニオイや泡立ちに気づいたら、それはお風呂が発しているSOSかもしれません。
- 定期的な配管洗浄で健康トラブルを予防
- 機器のトラブルも未然に防止
- 気持ちの良い入浴時間をキープするには“内側の清潔”が大切
ぜひ一度、ご家庭のお風呂の「見えない汚れ」に目を向けてみてください。
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