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新生活の始まりに、心躍る瞬間。それがたとえ中古住宅や賃貸であっても、「きれいに清掃されているから大丈夫」と安心していませんか?
実は、お風呂の“ある部分”には、前の住人が使っていた痕跡=湯垢や雑菌が残っている可能性があるのです。とくに見落とされがちなのが、「風呂釜(追い焚き配管)」の内部です。
この記事では、入居前にチェックしておきたい風呂釜の衛生リスクと、入居後に安心してお風呂を使うための対策について解説します。
■意外と知らない!風呂釜内部は“共有空間”?
お風呂場は目に見える部分がキレイなら清潔だと思いがちです。しかし、風呂釜(給湯器)や追い焚き配管の内部までは、通常のハウスクリーニングでは手が届かないため、前の住人が使っていた“湯垢”や皮脂汚れがそのまま残っていることがあるのです。
追い焚き機能のあるお風呂では、お湯が浴槽と配管を行き来します。そのたびに、お湯に溶け込んだ垢・皮脂・入浴剤成分などが配管内に少しずつ蓄積されていきます。
つまり、前の住人が何年もかけて蓄積させた“見えない汚れ”を、知らないうちに自分の体に浴びている可能性があるということ。
■見た目では分からない“配管汚れ”の実態
入居前に業者による清掃が入っていたとしても、それはあくまで浴槽や床など「目に見える場所」の話。風呂釜の内部や配管までは、特別な指示がない限り掃除されません。
プロの配管洗浄業者によると、中古住宅や賃貸における風呂釜の洗浄では、黒いカス・白い膜状の汚れ・油のような浮遊物が大量に出てくるケースが非常に多いとのこと。
とくに築年数の経った物件では、十年以上洗浄されていない配管も珍しくなく、その汚れの正体は皮脂、垢、シャンプー成分、入浴剤、さらには雑菌やカビの温床であるバイオフィルムなど、さまざまです。
■こんな症状があれば要注意!
以下のような“お風呂の異変”を感じたら、風呂釜や配管内の汚れを疑ってみましょう。
- 追い焚きしたお湯が白く濁る
- 湯に浮遊物(黒いカス・白い膜など)が見える
- お湯が生臭い、カビっぽいニオイがする
- 入浴後に肌がかゆくなる、赤くなる
- 浴槽がぬめる、湯垢がたまりやすい
これらはすべて、風呂釜内部の汚れや雑菌が関係しているサインです。
■入居前 or 入居直後の洗浄がおすすめ!
中古住宅や賃貸に入居する際は、「風呂釜洗浄」は**鍵の受け取りと同じくらい大切な“最初の準備”**です。
とくに赤ちゃんや小さなお子さん、高齢のご家族がいる家庭では、雑菌による健康リスクも高まるため、入居直後の配管洗浄を強くおすすめします。
市販の風呂釜洗浄剤もありますが、バイオフィルムのような頑固な汚れは落としきれません。専用の機材と薬剤を使うプロの洗浄で、配管内部までしっかり洗い流すことが安心のカギとなります。
■風呂釜洗浄のビフォーアフターはこんなに違う!
実際にプロによる配管洗浄を行った例では、洗浄前と洗浄後で以下のような違いが見られます:
洗浄前 | 洗浄後 |
---|---|
白く濁ったお湯 | 透明感のあるクリアな湯 |
カビっぽいニオイ | 無臭・さわやかな浴感 |
湯の浮遊物 | 浮遊物ゼロ |
肌のかゆみや違和感 | 肌あたりがやわらかく快適に |
「見えないけど、確かに変わった」と実感される方が多く、快適なお風呂時間の質が格段に上がります。
■まとめ:新生活は“目に見えない清潔さ”から
中古住宅や賃貸住宅での生活は、前の住人の“生活の痕跡”をいかに取り除けるかが、快適さの分かれ道です。
お風呂の清掃は見える部分だけでは不十分。とくに風呂釜内部は、家族の健康に直結する衛生ゾーンです。入居前後の一度の配管洗浄で、汚れも不安も一掃し、安心して新生活をスタートさせましょう。
「お風呂は毎日使う場所だからこそ、“見えない清潔”を大切に。」
それが、心からくつろげるバスタイムをつくる第一歩です。
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